MHWβテストプレイしてみた
ゲームを始めて早20年。
一桁の歳で一番やりこんだポケモン、十代で一番やりこんだパワプロについで、二十代で一番やりこんだゲーム、それがモンスターハンター、『モンハン』でした。
モンハンのお陰で色々な友だちもできたし、やっていて爽快感があるモンハンの最新作がPS4で出るということで、体験版のβテストをプレイしてみました。
モンハンを最初に手にしたのが大学生の頃の2Gで、3を除き3DS のダブルクロスまで全てプレイ済みなので、どれくらい変わったのか楽しみでした。
まず最初にゲームを起動して、シングルプレイをしてみて……。
画像がめっちゃ綺麗だなと。
DQ11でも思いましたが、PS4の映像表現の素晴らしさに感動。
普段、携帯ゲーム機ばかりでゲームをしているためか、余計にそう思ってしまいました。switchのダブルクロスも悪くはないんですが、これと比べるとやはり落ちるなと。
モンスターやプレイヤーのグラフィックはもちろんですが、フィールドのギミックや細かいところまでリアリティのある形に仕上がっています。
更にハンターの武器やモンスターの攻撃の際に付属される属性の表現が、火や氷、水しぶき、雷撃といったエフェクトが自然な形になっており、今までよりわかりやすくなっていました。
またフィールドがシームレスになったことにより、野山に紛れ込んだかのような感覚になり、初見では遭難しまくる結果に。
蔦や段差によって複雑に入り組んだマップはこれまでの二次元的な(一部段差で三次元的ではあったものの)マップとは一線を画しています。
またフィールドの素材やアイテムを利用するのも、より自然な形で行われるようになっています。
ハンターも、今までの武器と武器の基本的な動作はあまり変わらず、それに加えていくつかの新技を追加するという形で、比較的スムーズに操作ができました。
自分は太刀をメインに使うのですが、基本の型は今まで通りでそれに加え、飛び上がるように切るモーションや、カウンター切りのようなモーションが追加されました。
それがどちらもカッコイイ。使いこなせるかは未知数ですが、新モーションに魅力的なのが多いのはポイントが高いです。
またハンターの動作も、今までのドリンクガッツポーズが廃止され、立ち歩き飲みが採用されるなど、戦略性とリアリティがましたように感じました。
新モンスターのドスジャグラス、アンジャナフ、ジュラトトスも一通り交戦して、それぞれ討伐できました。
新モンスターの動きに慣れるのももちろん楽しかったのですが、それよりも過去作で出てたモンスター、特にリオレウスが印象深かったです。
フィールドがシームレスになった結果、自由自在にフィールドを行き来するリオレウスはまさしく空の王者。
今までさんざんネタにされてきたホバリングも、頻度こそ高いものの攻撃するチャンスも有り、駆け引きが楽しめました。
MHXXまでに顕著だったハンターの高性能化に伴う隙潰しも、新しいシステムに伴い、しっかり攻めるべきときは攻め、守るときは守るという従来のモンハンの感覚に近いものになり、好印象でした。
またリオレウスとともに代表的なモンスターであるディアブロスも、地面からの突き上げのモーションがより自然な形になっていたのが、良かったです。
新要素は多くありましたが、3日(実質休日の1日)では満足にやりつくすことができませんでした。
特にスリンガーは使い方がよくわからなかったのと、操作性に慣れずにほとんど使わず仕舞いでした。
導蟲も複数の大型モンスターに遭遇したときにどちらを追跡するかわからないなど、新要素ならではの複雑さがありました。
後はモンスター同士の縄張り争い。特にアンジャナフとリオレウスのものは見ごたえありました。今までだと仲良くプレイヤー狙ってきてましたし。
邪魔しないようにとか当てないようにとか気にしながらプレイするのも面白いですね。
総評としては、PS4という今までより高度な映像技術を用いたリアリティを追求した、まさしく『モンハンワールド』と呼べるものになっていました。
PS4に移行するに従って、MHFのような別の代物と呼ばれかねないものになる懸念もあった中で、少なくともβテストとしては十分な調整がされたのではないでしょうか。
年明けの発売が非常に楽しみですね。
もしこれを読まれている方で、狩りに行きたい方がいらっしゃったらぜひ一緒にリアリティ溢れる『モンハンワールド』を堪能しましょう。
ボイスチャットをしながらのんびり一狩り行けることを楽しみにしております。